報告が遅い部下の改善策は?連絡ができないのは仕事が立て込んでいるから?

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報告・連絡・相談は社会人の基本ですよね!

しかし、部下によっては、つい基本的な伝達がおろそかになってしまうことも。

事後報告が癖づいてしまうことは、上司と部下、お互いにとってデメリットしかありません!

 

「おやおや、これはちょっと注意しないとまずいぞ。」

そんな風に、あなたも部下に対して報連相の問題点を感じているのではないでしょうか。

 

では、なぜ部下は報告をきちんとしてくれないのでしょう?

今回は、部下の報告・連絡が遅い理由と明日からできる改善策をご紹介します!
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目次

報告・連絡が遅い部下の特徴は?なぜおろそかにしてしまうのか

報告が遅い部下の言動には、上司がハラハラさせられますよね。

あなたも、報告が遅い部下に頭を悩ませているのではないでしょうか。

ひょっとしたら、20代で部下と年齢が近いことが甘えを生んでいるのかもしれませんね。

私も、後輩の報告が遅かったために、大きな損失を生む一大事になりかけた経験があります。

 

「も~、なんでもっと早く言ってくれなかったの~?」

そんな言葉が頭に浮かんだ時、私はハッとしました。

実は、私も全く同じセリフを上司に言われたことがあったのです!

 

まったく、忘れっぽいたらありゃしませんね!

立場が先行してしまうと、自分もそんな時代があったことをスッカリ忘れてしまいます。

あなたも思い返してみれば、同じような指摘を1度は受けたことがあるのではないでしょうか。

 

今日は、部下の気持ちに寄り添って報告が遅れてしまう原因を考えてみましょう♪

原因としては、主に3つの特徴に当てはめて考えられるのではないでしょうか。

報告・連絡が遅い部下の特徴①相手の顔色を伺ってしまう

まずは、上司の状況を気にしすぎるタイプです。

相手に合わせるあまり、報告のタイミングを失ってしまうのでしょう。

 

「なんだか不機嫌そうだから、少し時間をあけよう」

「今日は忙しそうだから明日にしよう」

こんなやりとりが、部下の心の中で行われているのかもしれませんね。

 

また、上司の顔色を伺う背景には、相手の反応を恐れる気持ちが見えます。

上司との今までの関わりから、自分が傷つけられるイメージを持ってしまう。

そんな、自分を守る防衛反応が、報告を先延ばしにさせていることもあるかもしれません。
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報告・連絡が遅い部下の特徴②他人に介入されたくない

次に、他人の意見を聞くのが苦手なタイプです。

アドバイスや助言を、注意・批判と捉えてしまうような特徴がありますね。

上司が良かれと思って伝えたことも、部下の解釈の中ではダメ出しと感じてしまいます。

報告すると、もれなくダメ出しがついてくると考えて避けてしまうのでしょう。

 

また、上司の助言をめんどくさいとも感じているかもしれません。

なぜなら、助言を受けると、資料を再度作り直す等の追加作業が生まれるためです。

新たに仕事が増えることもストレス感じて、報告を避けている可能性もあるでしょう。

報告・連絡が遅い部下の特徴③自分を過信している

最後に、問題に対して自分で解決できると思い込んでいるタイプです。

社会人としての基礎ができてくると、徐々に俺はやれるという意識が芽生えてきます。

その意識自体は全く悪くないのですが、自信を持ちすぎるのは少し危険かもしれません。

 

なぜなら、トラブルがあっても自分で対処できる、あるいは報告するまでもないという考えを持ってしまうからです。

自分の中で情報の取捨選択を行ってしまうのですね。

 

上司から見れば、まだまだかわいいヒヨッコですが、本人だけは1人前のニワトリになったかのよう。

「ちょっと待って~、それ大事な報告事項だよ~」

そんなあなたの言葉が、部下の背中を追いかけているのかもしれませんね。

 

上記のように、報告がおろそかになるのには、それぞれ特徴に合わせた問題点が垣間見えます。

後ほど、報告・連絡が遅い後輩への対処法についてお伝えしますので、そちらもぜひ読んで下さいね!
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報告が遅い部下の指導に役立つ名言!

では、報連相の基本が抜けてしまっている部下の指導に役立つ名言をご紹介します。

建築史家であるコルネリウス・グルリットの名言です。

考える術を教えるべきで、考えたことを教えるべきではない

後輩が自ら考える力を養うために、道筋だけそっと照らすよう促した名言ですね。

 

グルリットの言葉は、部下に経験する機会を与えることを指していると察します。

私達の仕事の判断は、自らの経験によって蓄積された価値観に基づいています。

それは、失敗に涙した日を乗り越えたために身に着いた素肌そのものでしょう。

 

つまりは、部下に考えるよう疑問や課題を投げかけていくのが最適な指導になるということですね。

上司の言葉一つで、後輩が経験する機会を失うのは、もったいないですよね。

答えではなく、考え方を示す。

部下にとっては、失敗も必要な経験だと受け入れる。

相手の成長を見守る度量が必要だということを学べる名言ですね。
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報告が遅い部下の改善策は?

では、報告が遅い部下の改善策について、タイプ別にご紹介します。

最も重要なのは、部下が報告しやすい体制・関係性を作ることです!

部下の報告が遅いのはなぜか、問題点を整理し自分なりの対策を考えてみましょう♪

部下の特徴ごとに、私が考える対策を以下の表にまとめました。

部下のタイプ 報告が遅れる原因 上司ができる対策
①相手の顔色を伺ってしまう 上司に声をかけにくい ・時間と心に余裕をもつ

・いつも落ち着いた態度を心掛ける

話しかけるタイミングを失っている ・報告する機会を作る

(例:始業前15分打ち合わせする)

②他人に介入されたくない 助言に対して、注意・批判をうけているように感じる ・伝え方を柔らかくする

・良い点を十分褒める

・愛情を持って接する(関係性作り)

報告すると仕事が増えると思っている ・負担になりすぎない簡単なアドバイスにする
③自分を過信している 自分で対処できると思っている ・クレーム、損害事例を共有する
報告するまでもないと思っている ・周りを巻き込んで、細かい情報共有の機会を設ける

ぜひ、上記の対策を部下への対応に役立てて頂ければ嬉しいです!

 

では私が、報告の遅い部下へ実践した対処法について経験を交えてお伝えしますね。

先程も少しお伝えしましたが、私は以前、部下の報告が遅かったために問題が膨れ上がってしまったことがあります。

私は、部下がどうしてもっと早く報告してくれなかったのかとても悩みました。

そのままではいけないと感じ、私自身も、問題点を整理して解決に向けて行動し始めました。

 

まず、部下の報告が遅れてしまったのには、相手のことを考えすぎてしまう性格に原因があると気が付きます。

そこから、反省点が2つ見えてきました。

1つ目は、私の部下に対する声がけの少なさです。

私は、受け身な態度で、なにかあれば部下からアクションがあると考えてしまっていました。

2つ目は、私の仕事における余裕のなさです。

私は、自分の業務に追われ、無意識に話しかけにくい雰囲気を作ってしまっていたのでしょう。

 

以上の反省点から、改善策として毎週木曜の始業前に打ち合わせの時間を持つことにしました。

そして、終業後には、私から今日の疑問点や報告事項はないか声がけを行います。

最初は、部下も慣れずに居心地の悪さを感じている様子でした。

しかし、1か月もすれば、この伝達作業はお互いの習慣になっていきます。

 

また、部下に報告を促すポイントは、報告してよかったという感覚を与えることにあると気が付きました。

つまりは、有益な助言をする、報告してくれたことに感謝をする等の対応を併せて行うのです。

報告して良かったと感じることが習慣になれば、部下にとって報告の作業は苦になりません。

後輩とより良い関係を築くことで、一緒にステップアップができることが分かりますね♪

ぜひ、あなたも部下の立場に立って対策を考えてみることをおススメします!
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報告が遅い部下の改善策に悩むあなたへ

部下の報告が遅いと、腹立たしく感じてしまう時もありますよね。

しかし、あなたの対応次第で部下の仕事ぶりは改善されていく可能性があります。

部下の成長を温かく見守ってあげたいですね♪

 

また、社会人の基本となる報連相について書かれた本もたくさん出版されています。

私は、その中でも会社では教えてもらえない上に行く人の報連相のキホンという本がおススメです。

報連相のコツがわかりやすく書かれているので、とても読みやすいですよ♪

Amazonなら、電子書籍版もあって今すぐに読むことができます!

報連相についてもっと理解を深めたい方は、ぜひチェックしてみて下さいね♪

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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