社会人になると、運悪く合わない上司にあたってしまうこともありますよね。
仕事中もなんだかムカムカ。
業務に集中したいのに、気分が悪くなってしまう。
あなたも、そんな上司の存在にうんざりしているのではないでしょうか?
私も、1年前にむかつく上司と一緒にお仕事をしていました。
その当時、色々な対象法を調べて実践しましたが、一番ダメなのは相手を無視することです!
では、むかつく上司に対する最も良い対処方法とはなんなのでしょうか?
今回は、私の実体験からむかつく上司を無視してはダメな理由と対処法をご紹介します。
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目次
むかつく上司、パワハラの行動特徴とは?
むかつく上司と一緒にお仕事をするのって辛いですよね。
今日もネガティブを当てつけられるのかと思うと、心がギュッと委縮してしまいます。
私が一緒にお仕事をしていた上司は、否定的な表現で相手を傷つけてしまう性格でした。
「なんてひとだ!」
私も、鼻息荒くそんな風に思っていた時期があります。
あなたも、パワハラ上司に対してムカムカした気持ちを抱えているのではないでしょうか?
パワハラ上司の行動は、厚生労働省で以下のチェックリストにまとめられています。
身体的な行動 | 殴打する、相手に物を投げつける |
精神的な攻撃 | 人格を否定するような言動を行う。必要以上に厳しい叱責を繰り返し行う。 |
人間関係からの切り離し | 特定の労働者を仕事から外し、長時間別室に隔離する。
1人の労働者に対し、同僚が集団で無視する。 |
過大な要求 | 新入社員に必要な教育を行わないまま、到底対応できないレベルの業績目標を課す。 |
過小な要求 | 管理職である労働者を退職させるため、誰でも遂行可能な業務を行わせる。 |
個の侵害 | 労働者の機微な個人情報について、本人の了承を得ずに、他の労働者へ暴露する。 |
上記のようなパワハラは、想像するだけでも胸が苦しくなりますね。
どこの職場にも、未熟な上司はいるものです。
当初、むかつく上司に我慢できなくなった私は、上司の話をとにかくスルーしちゃっていました!
しかし、無視やスルーは対処として最もしてはいけないことだと気が付きます。
あなたも、どうしても納得いかないと無視やスルーしたくなることでしょう。
その気持ち、とっても分かります。
後ほど、なぜ無視やスルーをオススメしないのか理由をお伝えしますので、ぜひそちらも読んで下さいね!
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むかつく上司にレベルを合わせてはダメ!とっておきの名言!
では、むかつく上司に悩むあなたに、心を強く持つことの重要性を感じる名言をご紹介します。
ヘルマン・ヘッセという作家、文学者のこの名言です。
われわれがある人間を憎む場合、われわれはただ彼の姿を借りて、われわれの内部にある何者かを憎んでいるのである。
ヘルマンの名言は、とても哲学的ですよね。
彼の指している何者かは、自分の中に抑え込んでいる人間の防衛反応だと推察します。
つまりは、上司からの行動を受けた際の対応が、自分の内に巣くう憎むべき相手を見せているのです。
もっとかみ砕いて考えてみましょう。
まず、私たちは上司から痛み・苦しみを受け取ります。
上司から受けた仕打ちに対して、私たちは、むかつく・ひどいという感情を持ちます。
そして、その感情をどうにかして上司をこらしめたいという行動に結びつけてしまうのです。
相手を憎む感情によって、自分の内なる卑しさがはっきり現われるという意味なのでしょう。
上司と同じレベルに下がると、自分の体がマイナスの感情に取り込まれてしまいます。
ヘルマンは、上司というフィルターを通して、人間の醜さと向き合うよう促しているのでしょう。
自分の憎しみをコントロールできる、強い心をもつことの重要性を感じる名言ですね。
あなたも、上司と接する中で憎しみの感情が浮かんだら、相手を憎む自分の内を見つめてみることをオススメします。
自分を俯瞰してみることで、少し呼吸が落ち着いてきますよ♪
ヘルマンの著書は数多くありますが、私がオススメなのはメルヒェンという本です。
人を愛することについて書かれており、短編なのでとても読みやすいです!
Amazonなら、500円程度で買うことができるので、ぜひチャックしてみて下さいね♪
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むかつく上司を無視・スルーをしてはダメな理由
では、むかつく上司に無視やスルーをしてはいけない理由をお伝えします。
オススメしない理由をざっくりいうと、あなたにとってデメリットしかないからです!
では、上司を無視・スルーすることのデメリットを3つお伝えしたいと思います。
むかつく上司を無視・スルーをしてはダメな理由①自分の評価を下げる
まず、無視・スルーする行為は、自分の評価を下げます。
なぜなら、周りから社会人として最低限のコミュニケーションもできない人と認定されるからです。
そして、無視することは、確かに人を傷つける行為だからです。
こんなふうにイメージしてみましょう。
通りすがりに、子供がお母さんに向かって一生懸命話しかけています。
しかし、お母さんは子供に目もくれず、早歩きで先を急ぎます。
「昨日、幼稚園の先生がね..」
子どものかわいい声は風にのって周りの人に届きますが、お母さんだけには届かないよう。
それでも、小さな足でお母さんを追いかけながら話かけ続けます。
「いくらなんでも、かわいそうだよ」
あなたの頭にそんな言葉が、自然と浮かんできませんか?
全く別のシュチュエーションですが、あなたがしようとしていることと同じです。
怒りに任せて自分を見失ってはいけません。
自分の良心がおかしいと反応することは、あなた自身がすべきでないと止めているのです。
むかつく上司を無視・スルーをしてはダメな理由②自分が成長できる場を失う
次に、大きなチャンスを逃すきっかけになることがあげられます。
私が自分の体験から深く後悔したのは、この理由です。
前述したように、私の上司は否定的な言葉で相手を傷つける人でした。
私は徐々に、話をするのが嫌になって距離を置き始めます。
何か言われても、うわの空で返事だけをする感じです。
正直、その上司から学ぶことなんてないと思っていました。
しかし、大きな企画がたったときに、その上司は構成メンバーに私の後輩を指名します。
上司からの私に対する仕返しとかではなく、上司と会話をしていないことが原因でした。
上司は、最近私が忙しそうだったから後輩を指名したと話します。
忙しかったのではなく、ただ避けていただけだったのですが、私は1つ仕事のチャンスを失いました。
私の例からも分かるように、上司と会話の機会を避けると仕事のチャンスを逃す可能性があります。
自分のために、上辺だけであっても良好な関係は築くべきだということに気づきました。
また、上司との関係が一度壊れてしまうと修復は難しいんですよね。
上司には必ず味方がいます。
あなたの行為が広まれば、上司の仲間から同じ扱いを受けるリスクもあるので気をつけましょう。
むかつく上司を無視・スルーをしてはダメな理由③根本の解決になっていない
一番の問題点は、根本の解決になっていないことです。
無視やスルーは、その場しのぎの感情的な行為です。
今の心のムカムカを取り払うことを焦点にあてるのを一度やめてみましょう。
広い視野をもって、今後のキャリアを包括して考えるきっかけにしてみて下さい♪
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むかつく上司の対処法!相手を潰す方法とは?
では、私が考えるむかつく上司の対処法を3つお伝えします。
上司との付き合い方のヒントにして頂ければ嬉しいです!
むかつく上司の対処法①実績を積み上げる
確実なのは、実績を積み上げていくことです。
上司から受けるムカつきや痛みを成果を勝ち取る踏み台にしましょう!
私も、むかつく上司と仕事をしていた時は、成績で追い抜くことを目標にしていました!
着実に頑張っていれば、必ず成果は出てきます。
目に見える数字ではなくとも、まわりの評価が上がる形で見えてくる場合もあります。
理不尽な仕打ちを見返せる日がくると信じて、自分の仕事に集中しましょう♪
むかつく上司の対処法②尊敬できる所に目を向けてみる
上司が、これまで勤続年数を重ねて重要な地位についている背景には、様々な苦難を乗り越えてきた事が伺えます。
まずは、上司が働いてきた過去に目を向け、これまでの仕事に尊敬の目を向けてみて下さい。
最初から苦手意識を持って敬遠してしまうのは、その学べるチャンスを逃している事になります。
別の記事で、上司との付き合い方の記事も書いているのでよかったらのぞいてみて下さい♪
むかつく上司を無視・スルーで対処は絶対ダメ!パワハラの特徴と対策とは?
むかつく上司の対処法③プラスマイナス理論にあてはめる
最後は、人生には良い時と悪い時があると割り切って考える方法です。
急に哲学的ですが、私が振り返って思うのは、痛みを知れてよかったということだけです。
上司の与えてくれた学びから、私は決して後輩に上司と同じ態度をとることはないでしょう。
私達は、人を傷つけて良い権利は持ち合わせていません。
どんなに理不尽でむかついても、神様の采配に任せるほかないのです。
中々、苦しい状況に身を置きながら、このように達観するのは難しいと思います。
しかし、私達にできることは、ただ誰も傷つけず、仕事に没頭することだと理解してみましょう!
あなたの心は、確かに成長しているはずですよ♪
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むかつく上司と働くあなたへ
むかつく上司と一緒にお仕事をするのは辛いですよね。
ほんとうに毎日お疲れ様です。
あなたの心晴れやかになる日が、1日でも早く訪れることを願っています。
最後に、ヘルマンの希望を感じる名言をご紹介します。
君がどんなに遠い夢を見ても、
君自身が可能性を信じる限りそれは手の届くところにある。
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